体の巡り、というざっくりな表現に対して、東洋医学的には
①気の巡り
②血の巡り
③水の巡り
という形で表すことができるのかな、と思います。
今回は、気の巡りについて。
体には気があって、それが巡っている、と考えるのですが、「気」というものが少なかったり、滞ったり、逆流したりすると、心身にに不調がでるのです。
気が滞ることをそのまま気滞といいますが、その場合、気持ちがいらいらしたり憂鬱だったり、おなかが張ったり、ということがありえます。
その時に、気滞をはらすのに柑橘系のものがいいとされています。
生薬ではミカンの皮である、橘皮、陳皮というものがありまして、気滞をよくする漢方薬にも入っています。
また、レモンの精油を、肝臓の位置に塗る、というのもいいようです。
五臓の「肝」というところが、怒りと関係があるとされているので、体の肝臓のあたりに塗る、ということをするといいです。
厳密には東洋医学の「肝」と肝臓はちょっと違うようですが。。
レモンの精油を塗る場合には、かならずキャリアオイルで薄めてから使ってくださいね。
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