発熱時に葛根湯を使った話

この記事は1分で読めます

射手座満月から夏至にかけて体調絶不調でした。

アメブロの方でさらっと書きましたが、こちらでは、使った薬や漢方や精油について勉強がてら記録しようと思います。

まず、葛根湯。

寒気、肩首の強張り、熱。の風邪初期の時にピッタリかなと思います。

人間はかつて、四足歩行でした。

ですので、背面はガラ空きなため、背中から風邪が入ってくるのです。

〜・〜

葛根湯の内容は

葛根・麻黄・生姜・大棗・桂皮・芍薬・甘草

です。

葛根:血滞による、特に項背の筋攣縮を寛解

麻黄+桂皮:発表する

生姜:表の気を巡らせる

甘草:生薬を調和させる

芍薬:血を巡らして、筋肉の攣縮を和らげる

大棗:上部を和し、潤す

※漢方業務指針より引用

この、「表」というのは、体の表面に近い部分のことで、筋肉、皮膚、経絡、関節、頭、項背、咽頭などです。

ですので、発表は表面にある邪を発汗とか発散させて排除する、ということです。

これらの効果から、風邪の初期対応、肩こりのような、頭痛や背中や肩がこわばって、寒気がし、汗がない状態で、発熱のある状態に適してるかなと思います。

また、葛根湯は、ふつうに肩こりにも使います。

上項部の炎症にもよく、場合によっては結膜炎や鼻炎などにも応用されます。

自分の経験談ですが、39度の熱と寒気、肩こりに、二回飲んで寝たら平熱に戻り、体は少し汗ばんでいましたので、いい仕事したな!と思いました。

そして、次の日も熱は下がりましたが、肩や首の固まりは残っていたので、継続しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA